デイサービスの入浴介助での話です。
高齢者は冬になると体が冷えやすいので、重ね着が始まります。
「若い頃はこんなに着こまなくても平気だったんだけどねぇ。」なんて、笑いながら話す高齢者。
まだそれほど寒くない時期にも、冬の装いをされているのを見ると「季節を先取りしてるのかな?」なんて思うことも。
今回は、そんな重ね着をしてきたおばあちゃん。
お風呂に入るときの、脱衣室での様子を漫画にしてみました。
題『脱衣室のマトリョーシカ』
脱衣室に足取りよく、ニコニコと元気に入ってくるおばあちゃん。
鼻歌まじりで洋服を脱ぎ始めますが…。

けっこう動ける身軽なおばあちゃんだったので、服を脱いでいるところを見守りしていた私。
けど、いくら脱いでも裸になれないのです。
洋服3〜4枚以上➕下着も3〜4枚以上。
(これは上半身だけでこの枚数。)
ズボン類も合わせると、この倍の枚数になる。
カゴが「何人分の服があるの」ってくらいあります。
ポケーっと見守りしていた時に、思わず頭に浮かんできたのです。

そう!『マトリョーシカおばあちゃん』
ロシアの伝統的な人形。
人形の中にまた人形が入れ子になっていて、次々と出てくる伝統的なロシア人形の「マトリョーシカ」です。
脱いでも脱いでも中から出てくる洋服。
おばあちゃんもたくさんの洋服を脱いだから、気持ち的に小さくなっている・・・。
こんなに服を重ね着していても、身軽に動けていたおばあちゃんはすごい!
私より運動神経良いのでは⁉︎なんて考えて笑ってしまいました。


