【体験談】東野圭吾『ブラックショーマン』シリーズの小説と映画

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ミステリー・サスペンス小説の第一線にいる作家、東野圭吾作品『ブラックショーマン』シリーズが映画化されましたね!

小説『名もなき町の殺人』『覚醒する女たち』どちらも、東野圭吾さんらしく、人間の内面を描いた作風が魅力

東野圭吾作品は『ガリレオシリーズ』や『加賀恭一郎シリーズ』など、沢山映画化されています。

今回は大好きな『ブラックショーマンシリーズ』が映画化されたので、ワクワクしながら観てきましたよ。

サムママ
サムママ

小説と映画の捉え方や、私が思い描いていたキャスティングのギャップもお話しいたします!

共感できる話や、まだ見ていない方は興味を持っていただけると嬉しいです。

超一流マジシャンが殺人事件の謎に挑む姿を描いたもの

東野圭吾さんによる「ブラック・ショーマン」シリーズの第1作です。

シリーズ累計で100万部を突破し、英語圏以外にも多くの言語に翻訳されている大ヒット作なんですよ。

あらすじ

物語は、コロナ禍で活気を失った町で元中学校教師の神尾英一が殺害されるところから始まります。

結婚を控えた娘の神尾真世が父の死の真相を知りたいと願う中、ラスベガスで名を馳せた元マジシャンの叔父・神尾武史が現れます。

武史は、卓越したマジックの腕前とメンタリスト級の観察眼、誘導尋問を武器に、真世とともに事件の謎に挑みます。

映画『ブラック・ショーマン』は、2025年9月12日に劇場公開されました。

東野圭吾さんの小説『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』を原作とし、福山雅治さんが主演有村架純さんが共演する豪華キャスト陣で制作されているんです。

主要キャスト

神尾武史
福山雅治さん 元マジシャンで、非凡な洞察力を持ち、金にはシビアで嘘もつくという、個性的なダークヒーローを演じます。
東野圭吾さんは、福山さんの「ダークヒーローを演じてみたい」という言葉が、この作品を執筆するきっかけになったと語っているんです!

サムママ
サムママ

福山雅治さんは『ガリレオ』湯川のイメージが強かったですが、この話を聞いて納得。

神尾真世
有村架純さん 殺害された教師の娘で、武史と共に事件の謎に挑む役どころです。

監督と脚本

監督は『コンフィデンスマンJP』シリーズや『イチケイのカラス』シリーズを手がけた田中亮さん。
脚本は橋本夏さんが担当。

舞台となるロケ地

郡上八幡をはじめ、岩村、古川といった岐阜に点在する伝統的な街並み。

『ブラック・ショーマン』の映画化のきっかけは、東野圭吾さんと福山雅治さんの長年のタッグから生まれたものなんです。

主人公の配役として福山雅治さんの名前を挙げたところ、東野圭吾さんは「それは当然でしょう」と快諾。

福山さん自身もこのオファーを快諾し、今回の映画化が実現しました。

このようにして、東野圭吾さんが福山雅治さんのために書き下ろしたとも言える作品が、豪華キャストと制作陣によって2025年9月12日に映画として公開されることになったのです。

小説を映画に収めるので、省いているシーンもありますね。

でも大きな違いはなかったです。

小説と違ったところは、「宿泊している旅館の女将さんが友人(桃子)だった」ところと、「最後の犯人を追い詰めるシーン」です。

サムママ
サムママ

サスペンスミステリーなのに、映画の方が感動的なシーンや泣けるシーンが多かった
映画入場者の年齢層が高く、涙を誘うシーンのたびにみなさん感情移入していました。

小説を読んでいた頃の思い描いていたキャスティングは、主役・神尾武史マネージャー・九重梨々香は、違う俳優さんでイメージしていました。

ガリレオイメージの福山さんですが、ブラックショーマンでは華のあるマジシャン役をしている姿に釘付けになっていました。

めちゃくちゃかっこいい

このブラックショーマンは、小説をただ実写化した映画とは違いました。

マジックショーを見ているような感覚。
小説・映画の中に出てくる漫画『幻ラビ』のアニメを見ているような感覚

ブラックショーマンで出てくる『幻脳ラビリンス』を読んでみたいとさえ思ってしまいます。

『ブラックショーマンと覚醒する女たち』の映画化も期待しちゃいますね!

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