【獣医も警告】最近増えてる愛犬のマムシ被害!散歩での予防や対策

健康&予防

愛犬の散歩中にマムシに咬まれる事故が全国的に増えています。

「どんな場所が危険?」
「咬まれたらどうする?」
「予防法は?」
と不安に感じていませんか?

この記事では、愛犬のマムシ被害の原因・遭遇しやすい場所・咬まれた時の正しい対処法・散歩でできる予防対策を、実体験も交えてわかりやすく解説します。

マムシはクサリヘビ科の毒蛇の一種で、日本全国(沖縄を除く)に生息しています。

全長は約40cmから65cm程度で、頭は三角形、灰褐色の色に暗褐色の輪状の斑紋が特徴です。

アカマムシと呼ばれる赤褐色型もいます。

マムシの生息場所、散歩で遭遇しやすい場所は?

草むら・河川敷

・最も遭遇率が高い場所
・マムシは紛れる擬態が得意
・ほぼ見分けがつかない

田んぼ・畑のあぜ道

・湿気が多く小動物も多いため、マムシが好む環境

落ち葉が溜まった場所

・落ち葉の下でじっと潜んでいることも
・犬が匂いを嗅いだ瞬間に咬まれるケース

マムシが特に危険な季節や時期は?

⚠️ 4月〜10月は要注意!

マムシは気温が上がると活発になります。

特に危険なのは、

春:冬眠明けで攻撃性が高い

夏:活動ピーク

秋:越冬前で動きが活発


特に気温が下がる早朝などは、体温を上げるために日当たりの良い場所に出てくることがあります。

夜行性ですが、涼しくなった秋口でも遭遇する可能性がありますよ。

逆に冬は遭遇率がかなり下がります。

愛犬がマムシに咬まれる状況は?

マムシはおとなしい性格ですが、犬が好奇心から匂いを嗅いだり、近づきすぎたりすることで咬まれることがあります。

散歩中に犬がマーキングや排泄のために草むらに入る際に遭遇しやすく、鼻先や足先など体の先端部分を咬まれることが多い

サムママ
サムママ

わが家の愛犬も河川敷や田んぼ道が大好き。
草むらにズンズン入りたがるんですよね。
気をつけないと…。

犬がマムシに噛まれると、痛みから『キャン』と鳴きます。
足を噛まれた場合は足を引きずったりするため、飼い主さんが異変に気づきやすいです。

咬まれやすい部位
・顔面や頭部(56%)
・前肢(21%)
・後肢(19%)

症状の例

・咬み傷が2つ残る
・咬まれた部分が腫れる
・腫れた所の皮膚が赤や紫のアザ
・皮膚の壊死や化膿が起こる可能性
・出血が見られる
(翌朝まで止まらないことも)
・食欲不振
・尿が赤くなる
・重症の場合は発熱、嘔吐、下痢、呼吸困難、血液の凝固異常

愛犬サム
愛犬サム

噛まれてから約30分〜数時間以内に、咬まれた部位から急速に腫れが広がるよ。

サムママ
サムママ

咬まれた場合、出血が止まりにくい。
それはマムシの毒には、血液を固まりにくくする成分が含まれているから

意外な事実!人間よりも犬の方が、マムシの毒に強い?

犬は人間と比べてマムシに耐性があると言われています。

その理由は明確ではありませんが、体温が人間より2〜3度高いことが、毒の酵素活動を抑える働きをしているのではないかと考えられているようです。

しかし、適切で速やかな処置がなければ、命に関わる可能性も。

昔は、

「毒を吸い出す」
「傷口を縛る」

などと言われていましたが、

現在は逆効果とされています。

傷口を切る
・感染リスクが高まる

毒を吸う
・人間にも危険

激しく動かす
毒の回りを早める

犬がマムシに咬まれた時の正しい応急処置

正しい応急処置を!

愛犬がマムシに咬まれてしまったら、
何よりもまずすぐに動物病院へ連れて行くことが最善の対処法!

正しい対処法

・犬を落ち着かせる
・安静に保つ
・咬まれた場所を心臓より低めに保つ
・すぐに病院へ


興奮して心拍数が上がると、毒の回りが早くなる可能性があるので注意!

夜のマムシ咬傷、かかりつけの病院が閉まっていたら?

夜の散歩中にマムシに咬まれてしまい、
いつも通っている動物病院が閉まっていたら…。

考えただけでも焦りますよね。

マムシ咬傷は、時間との勝負になることがあります。
まず大切なのは、慌てず落ち着くこと!

症状が軽そうに見えても、ワンちゃんは我慢強い子が多い。

夜のうちに急変するケースも少なくありません。

かかりつけが休診中の時の行動

・夜間救急対応の動物病院を探す
・対応可能な病院を優先
・電話が繋がらなくても、公式サイトを確認
・夜間専用番号が記載されていることも!

サムママ
サムママ

私は夜間対応の病院や、24時間対応の病院をメモしてあります。
自宅から離れていることが多いので、いつもはかかりつけの病院。
夜間は遠くても対応してくれる病院。
普段から使い分けておくと、いざという時に安心!

町の動物病院が対応してくれる場合もある

夜間や休診日でも、自宅兼動物病院のような町医者タイプの病院は、状況によっては急な診察に対応してくれることもあるんです。

公式には「休診」となっていても、

・命に関わる緊急性が高い場合
・マムシ咬傷など明らかな事故の場合

電話に出てくれる、折り返し連絡をくれるケースも。

「どうせ無理だろう」と諦めずに一度連絡してみることをお勧めします!

マムシの事故を防ぐには日頃の予防が大切

草むらには近づかない
・朝夕は蛇の活動時間

匂い嗅ぎを制限する
・愛犬にとっては楽しい時間だけど、
蛇遭遇リスクが上がる

足元が見えるルートを選ぶ
・舗装道路は安全度が高い

リードは鉄則
・フリーは危険察知が遅れる

マムシが活動的になる夕方から夜間、または早朝の散歩は注意しましょう。

山や草むらに散歩に行く際は、
ハーネスやブーツなどの防具を着用させることもすごく有効です!

サムママ
サムママ

はじめは愛犬も履くことに抵抗があります。
最初は慣れるため柔らかい素材で、
値段も手頃なものから試すのがGOOD!
慣れてきたら、しっかり保護できるものにしていきましょう。

散歩中にマムシに遭遇する前兆とは?犬の危険サイン

・草がガサっと動く
・シャーという威嚇音
・地面に三角形の頭の蛇がいる

見つけたら、
犬を抱き上げて距離を取るのが安全です。

実は好奇心旺盛な犬ほど危険

特にわが家のジャックラッセルのように、

・狩猟本能が強い
・動くものを追う
・草むら大好き
・クン活大好き

というタイプは注意が必要です。

「遊ぼう」と近づいた瞬間、
事故につながるケースもあります。

動物病院での処置

マムシ毒はたんぱく質を分解する作用があるため、皮膚の壊死や浮腫、出血を引き起こします。

咬傷の程度によりますが、動物病院では点滴、抗生剤、消炎剤、止血剤などが投与されることが一般的。

犬がマムシに咬まれても、適切な治療をすればほとんどのケースで回復しますが、咬まれた部位や毒の量、犬の健康状態によって予後は大きく異なります。

死に至るケースはまれ⁉︎

マムシの毒で犬が死亡することは稀です。
過去には、マムシに咬まれて死に至った症例は1例もないという動物病院の報告もあります。

しかし、決して油断はできません。
個体差や咬まれた場所、毒の量によっては重症化することもあり、輸血が必要になるケースも報告されています。

咬傷後の主な症状と注意点は?

マムシに咬まれると、毒液にはたんぱく質を分解する作用があるため、咬まれた部位の皮膚や組織が壊死したり、そこから化膿したりする二次感染のリスクがあります。
獣医さんによっては、傷口の壊死のケアを重視。

傷が治った後でも、肝機能に異常が見られる症例も報告されています。

毒の作用によって、咬まれた部分の毛が抜け落ち、元通りに生えてこない可能性も。

回復までの目安は?

回復までにかかる時間は様々ですが、
腫れは数日から1週間ほどで改善していくことが多いです。

しかし、毒が完全に抜けるまでには時間がかかるため、獣医さんの指示に従って、内服薬の継続や定期的な通院が必要。

回復が遅れる、または注意が必要なケース

咬まれてから動物病院へ行くのが遅れると毒が体内に広がり、回復期間が長くなる可能性があります

毒によって毛根が損傷した場合、
咬まれた部分の毛が抜け落ち、元通りに生えてこない可能性も。

回復までの期間はあくまで目安。
獣医さんと相談しながら治療を進めることが非常に重要です。

まとめ

愛犬は人間よりもマムシの毒に耐性があると言われることもありますが、決して「大丈夫」というわけではありません。

子犬や老犬、体の小さい犬は特に重症化しやすいです。

早期の適切な治療が、愛犬の命と健康を守るため何よりも大切。

私たち飼い主が少し気をつけてあげることで、愛犬をマムシの危険から守ることができます。
注意を怠らずに、愛犬との散歩ライフを楽しみましょう!

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