日光東照宮は、歩いているだけでも「すごい…!」と感じる見どころがたくさんある場所です。
でも、三猿や眠り猫、陽明門に込められた意味を少し知ってから巡ると、ただ眺めるだけの観光とはまた違った面白さがあります。
「有名だけど、実はよく知らない」「せっかく行くなら豆知識も知って楽しみたい」そんな方に向けて、日光東照宮の見どころと豆知識をやさしくまとめました。
三猿・眠り猫・陽明門など、代表的なスポットを中心に、意味や由来、知ってから行くと少し楽しくなる見方をわかりやすく紹介していきます。
日光東照宮の豆知識を知ると見学がもっと面白くなる

日光東照宮には、ただ「豪華できれい」と感じるだけではもったいない見どころがたくさんあります。
有名な三猿や眠り猫、陽明門にも、それぞれ意味や由来があり、少し知ってから見ると印象がぐっと変わります。
「有名だから見た」で終わるのではなく、なぜ有名なのか、どんな思いが込められているのかを知ると、日光東照宮の楽しみ方が深まります。
ここからは、観光前に知っておくと楽しい豆知識を、代表的な見どころごとにわかりやすく紹介していきます。
まず見たい日光東照宮の代表的な見どころ

日光東照宮には数多くの見どころがありますが、はじめて行くなら、まずは有名なスポットを押さえておくだけでも十分楽しめます。
特に印象に残りやすいのが、石鳥居、五重塔、三猿、陽明門、眠り猫、そして奥宮へ続くエリアです。
どれも写真やテレビで一度は見たことがあるような有名スポットですが、実際に現地で見ると迫力や空気感がまったく違います。
ここからは、それぞれの見どころを豆知識とあわせて、やさしく紹介していきます。
聖域の入口を感じる「石鳥居」

日光東照宮の入口に立つ「石鳥居」は、最初に目に入る印象的な見どころのひとつです。
大きくどっしりとした石鳥居をくぐると、ここから特別な場所に入っていくような空気が感じられます。
豪華な社殿が並ぶ日光東照宮の中では少し落ち着いた存在ですが、だからこそ最初の入口としての重みがあり、参拝の気持ちを整えてくれるような場所です。
Q1. 石碑に書かれている「東照宮」の文字は誰が書いた?
A. 石碑が建てられたのは、徳川家康公の没後300年を迎えた大正時代。「東照宮」の文字は渋沢栄一が書いたとされています。
色鮮やかで目を引く「五重塔」

石鳥居をくぐって進むと、左手に見えてくるのが「五重塔」です。
日光東照宮の中でもひときわ華やかな建物で、はじめて訪れた人でも思わず目を引かれる見どころのひとつです。
赤を基調とした色合いに細かな装飾が重なり、豪華絢爛な日光東照宮らしさを最初の方から感じさせてくれます。
遠くから見ても存在感がありますが、近くで見ると細部まで丁寧に作られているのがよくわかり、見上げるだけでも楽しいスポットです。
Q2. 五重塔と東京スカイツリーのつながりは?
A. 五重塔の標高が約630〜640メートルであることから、同じ耐震構造を持つ東京スカイツリーの高さ(634m)と関連付けて語られることもあります。
- 杉並木を背景に入れると雰囲気が出る
- 高さがあるので、少し離れて撮ると全体が撮れる
有名な「三猿」に込められた意味

日光東照宮の見どころの中でも、特に有名なのが「見ざる・言わざる・聞かざる」で知られる三猿です。
神厩舎に彫られているこの三猿は、日光東照宮といえば思い浮かべる人も多い代表的な存在です。
一見するとかわいらしい猿の彫刻ですが、そこには悪いことは見ない・言わない・聞かないという教えが込められているといわれています。
ただ有名なモチーフとして眺めるだけでなく、どんな意味があるのかを知ってから見ると、日光東照宮の見学がぐっと印象深くなります。
Q3. なぜ神厩舎に猿の彫刻がある?
A. 猿は馬を守るという信仰があり、神社の馬小屋である神厩舎に猿の彫刻が施されたといわれています。運が良ければ、本物の神馬が見られることもあります。
※神馬がいる場合は、愛犬が驚いて吠えないよう注意してください。
Q4. 8面の猿の彫刻にはどんな意味がある?
A. 実は、猿の彫刻は三猿だけではありません。全部で8面あり、人の一生を表しているともいわれています。
豪華絢爛な「陽明門」

日光東照宮の象徴ともいえる見どころが、国宝の「陽明門」。
門全体に細かな彫刻や装飾が施されていて、はじめて目の前にすると、その豪華さに思わず見入ってしまいます。
あまりの美しさに、長く眺めていても飽きないことから「日暮門(ひぐらしのもん)」とも呼ばれています。
ただ派手で美しいだけではなく、細部まで意味が込められていると知ると、陽明門の見方がさらに面白くなります。
Q6. 陽明門の逆柱とは?
A. 陽明門を支える柱のうち、1本だけ模様が逆さになっている「逆柱」があります。あえて完全にしないことで繁栄を長く保つという考えが込められているといわれています。
- 陽明門は高さがあるので、少し離れて撮る
- あえて細部の彫刻を撮るのもあり
小さいのに大人気の「眠り猫」

日光東照宮の見どころの中でも、特に人気が高いのが「眠り猫」。
名前はよく知られていますが、実際に見ると想像していたより小さく、うっかりすると見過ごしてしまいそうなくらい繊細な彫刻です。
でも、その小ささだからこそ、かえって印象に残る不思議な魅力があります。静かに目を閉じて眠っている姿には、派手さとは違うやさしい空気が感じられます。
日光東照宮の豪華絢爛な雰囲気の中で、少しほっとするような存在として心に残る見どころです。
Q7. 眠り猫の裏側には何がある?
A. 竹林で遊ぶ雀の彫刻があります。天敵である猫が眠っているからこそ雀が安心して遊べる、という平和の象徴として語られています。
- 眠り猫は想像より小さいので見逃し注意
- 正面だけでなく裏側の意味も意識してみる
- 豪華な建物の中にある静かな存在感を味わう
立ち止まって長時間撮影すると周囲の迷惑になるので短時間で撮る
不思議な音で知られる「鳴き龍」
日光東照宮の中でも、少し特別な体験ができる見どころが「鳴き龍」。
薬師堂(本地堂)の天井には大きな龍の絵が描かれていて、その下で音を鳴らすと、まるで龍が鳴いているように不思議な反響が起こることで知られています。
建物の美しさを見るだけではなく、耳でも楽しめるのが鳴き龍の面白さです。日光東照宮の中でも、印象に残りやすい体験のひとつだと思います。
「どうしてこんな音が響くんだろう」と思いながら聞くと、ただの見学とは違う、ちょっと特別な思い出になります。
- 「鳴き龍」は写真撮影が禁止
徳川家康公の墓所がある「奥宮」

日光東照宮のいちばん奥にある特別な場所が「奥宮」。
ここには、徳川家康公の墓所があるとされていて、華やかな社殿エリアとは少し違う、静かで引き締まった空気が流れています。
途中には石段が続くので気軽に行ける場所ではありませんが、そのぶん、たどり着いた時の印象は強く残ります。
にぎやかな見どころが多い日光東照宮の中で、奥宮は歴史の重みや落ち着きを感じやすい場所です。
Q8. 叶杉(かなえすぎ)の由来は?
A. 奥宮にある御神木「叶杉」は、家康公の御宝塔の近くに立つ杉です。昔から、幹の空洞に向かって願い事を唱えると叶うと信じられ、願いを叶える杉=叶杉と呼ばれるようになったと伝えられています。
まとめ|日光東照宮は豆知識を知るともっと面白い
日光東照宮は、豪華な建物や有名な彫刻を見るだけでも十分楽しめる場所です。
でも、三猿や眠り猫、陽明門、鳴き龍、奥宮など、それぞれの意味や由来を少し知ってから巡ると、見え方がぐっと変わります。
「有名だから見る」だけではなく、なぜそこが有名なのか、どんな思いが込められているのかを知ることで、日光東照宮の魅力をもっと深く味わえるはずです。
これから日光東照宮を訪れる方は、ぜひ気になる豆知識をひとつでも頭に入れてから歩いてみてください。きっと、いつもの観光より少し面白く感じられると思います。
犬連れで行く時の注意点や周辺ランチを知りたい方は、犬連れ向けの日光東照宮ガイドもあわせてチェックしてみてください。


